受注事例 排水中のBOD分析
排水中のBOD分析のご依頼を頂きましたので、受注事例としてご紹介させて頂きます。
今回の案件は、排水の水処理を行っている企業様からのご依頼です。
BODとは生物化学的酸素要求量とも呼ばれ、水中の有機物を微生物が生物化学的に分解する際に消費する溶存酸素の量のことで、有機物汚染の指標とされおり、排水や浄化槽放流水、河川水などでよく行われている項目です。
お客様が採水を行い、弊社へお持ち込み頂きました。
持ち込まれた検体は、担当部門にて受付を行います。
受付後、まずは検体の調整を行います。
調整が終わりましたら、自社オリジナルの自動測定装置にて培養前の溶存酸素量の測定を行います。
この日に横浜本社にて着手した検体数は55検体でした。
測定と平行して、検体をインキュベーター内で5日間培養致します。
5日間培養後の溶存酸素量を自動測定装置にて測定し、培養前後の溶存酸素の量から、BODを算出致します。測定にて得られたデータを分析担当者が整理及び確認をし、さらに計量管理者のチェックを合格したのちに報告書作成部門にて報告書を作成し、お客様へ発送(必要に応じ速報も)致します。
株式会社 総合環境分析では、年間約16,000検体のBOD分析のご依頼を頂いており、排水、環境水問わず実績がございます。また、BOD以外の排水基準、環境基準項目の分析も行っておりますので、分析・測定の依頼をご検討の際はぜひご連絡ください。
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