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神奈川県藤沢市土壌汚染調査 調査事例

土壌汚染対策法に基づく土壌汚染調査の調査事例をご紹介いたします。

ガス削孔(ハンマードリル)

2-1被覆部削孔

■ 調査概要

  • 【 調査場所 】 : 神奈川県藤沢市
  • 【 調査種類 】 : 自主調査(「土壌汚染対策法」に準拠)
  • 【 調査対象 】 : 某工場兼社員寮跡地 敷地面積2912㎡
  • 【現地の状況】 : 建物解体前(コンクリート及びアスファルト被覆)

■ 調査背景

企業が借りていた土地を地主様に返却する際に、土壌汚染の有無を確認した上で返却して欲しいとの地主様からの要望があり、特定施設等はありませんでしたが、自主的に調査を行うこととしました。

■ 調査内容詳細

土壌汚染対策法に準じて採取区画を設定し、30mメッシュで4区画の土壌及び土壌ガス採取を行い、土壌汚染の有無を確認しました。

  1. 1.コア抜き
    重機及び重量物が保管されていた為、コンクリート被覆は約50cmあり、時間がかかりました。被覆下もしっかりと砕石及び路盤剤等で締め固められていました。
  2. 2.ガス採取
    土壌ガス採取孔は直径約20mmのビットを使い穿孔するので、さほど時間はかかりませんでした。
  3. 3.表層土採取
    重機の使用を想定した為か、大変しっかりと砕石及び路盤剤で締め固められていた為、基準面となる土壌が露出するまで掘削が困難でした。
    この調査の最大掘削深度は、コア60cm+砕石20cm+土壌採取50cm合計1m30cmになりました。
  4. 4.現況回復
    本調査では、調査終了後に解体予定でしたので、簡易的に復旧しました。

2-2採取

2-3試料

■ 現場での状況など

コンクリート被覆が厚く、またアスファルト部分でも20cm以上ある、大変しっかりした施工であったが故に、掘削作業には時間がかかりました。調査対象地の試料採取地点19点のうち10点が被覆部でしたが、被覆部の採取だけでも1日(作業員3名)かかってしまいました。通常であれば作業員が4名であれば1日で完了すると思います。

■ 土壌汚染調査結果

土壌汚染はありませんでした。

■ その後

土地の売買が成立しました。

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